概要
国名:イタリア共和国 (首都:ローマ)
言語:イタリア語(地域により独、仏語等少数言語あり)
通貨:ユーロ
宗教:カトリック
政体:共和制
人口:約5,886万人
面積:301,000k㎡
南北に長く地中海に突き出た長靴に似た形をしていることでも知られている。
アドリア海、地中海、ティレニア海と三方を海に囲まれ、アペニン山脈という2,000m級の山が南北を縦断しており、気候に恵まれたこともあり、世界有数のワイン産地としても知られている。
ファッションの街ミラノ、水の都ヴェネツィア、なだらかな丘陵にブドウ畑 やオリーブの木々が広がるトスカーナ地方、陽気で太陽のまぶしいナポリ、映画「グラン・ブルー」の舞台となったシチリア島など、多種多様な文化を持つヨーロッパを代表する大国のひとつである。
注目される近年の経済成長
イタリア経済の規模は、2004年の名目GDPで見ると、世界全体で第7位、ヨーロッパの中では第4位と高い。
1990年代半ば以降経済は低迷していたが、欧州全体の好景気もあり、2006年には2%近い成長率まで回復している。
また伝統産業が根強く、衣服ブランドや、フェラーリ・アルファロメオをはじめとする自動車産業など、世界でもトップクラスのブランド力を有する国である。
なお、経済低迷の理由としては、高コスト構造や、中国等の新興諸国との競合、国民の平均的教育水準や研究開発投資水準の低さといった、構造的要因に起因する生産性の低下、国際競争力の低下が指摘されている。
イタリアの産業と貿易
貿易品の中心は自動車部品や医薬品で、衣服や食品類の輸出も盛んである。
輸出先はアメリカを除けばほとんどがEU諸国であり、対アジアも、中国からの輸入を除けば割合的には少ない。日本からはコンピューターやデジカメの輸入を行っており、近年は品質の高い日本製品が好まれる傾向もある。
日本でもイタリア料理やイタリアワインは大変親しまれており、両国間の関係も伝統的に良好である。
工業に関しても20世紀には急速に発展を遂げ、伝統的な自動車産業をはじめ、鉄鋼、機械などでも高い技術を持つ。特に宇宙工学は世界最高峰の技術を有しており、宇宙産業はこれからイタリアの中心産業のひとつになるとの期待もある。
国土の約50%が耕地で、小麦、米、麻、果樹を栽培するほか、北部では酪農も盛ん。鉱物資源は少ないが天然ガスが産出される。。
また、バイオテクノロジー産業や航空宇宙産業においてもその発展は顕著である。 |